名古屋市 学習型フリースクール

不登校の考察

フリースクールから見た不登校

以下、作成中です。

このページの最初に

子どもが不登校になったとき、自分自身に経験がない限り、ほとんどのお父さんお母さんはどうしていいかわからないと思います。

ゆいまーる学園に入った、または相談に来る生徒のほとんどは不登校中です。
その相談や毎日の関わりの中で思っていることを、ここに記そうと思います。
このページを読むことで、特に保護者のみなさまに向けて、少しでも不登校がわかりやすくなり、みんなが前を向けるとうれしいです。


不登校がわからない、と書きましたが、子どもの気持ちを理解するのも難しいはずです。

ゆいまーる学園は中学生と高校生を対象にしているので、小学生は対象ではありません。
ですので、ここでは、中学生の不登校、中学生の気持ちについて書いています。

なぜ難しいかというと、やはり中学生にもなっていると、多くの生徒は素直になんでも言いたいこと思っていることを親に言わなくなるからです。

どうして学校へ行かないのか?

子どもが学校に行かなくなったとき、お父さんお母さんが率直に思うのは、この疑問だと思います。

この場面で、大きな落とし穴があります。
それは、「学校に行けば問題解決だ」と思うことです。

不登校は結果なので、その原因や理由があります。なんらか必ずあります。
理由がわからないことはありますが、本人も自覚していないだけで、理由はあります。

もし学校に、危険がある場合、いじめがある場合、耐えられない苦痛がある場合、そういう場合があるとすると、学校に行かないことが解決策になっていることになります

中学生になると、もうなかなか子どもはなんでもかんでも親には言えないものです。
子どもはSOS信号を出しているかもしれませんが、言葉では表現していないこともあります。
その可能性が高いです。

さて、不登校の苦しさは、親と子の認識のギャップによることが多いです。三つあります。

認識のギャップ その1

子ども・・・学校で大切なのは、友達
 親 ・・・学校で大切なのは、勉強

認識のギャップ その2

子ども・・・大切なのは、今
 親 ・・・大切なのは、将来

認識のギャップ その3

子ども・・・卒業まで長過ぎる
 親 ・・・すぐに卒業

区分,不登校の割合(在籍生徒に占める比率),具体的なイメージ
小学生,約 2.3%,約 43人に1人(1クラスに1人弱)
中学生,約 6.8%,約 15人に1人(1クラスに2人程度)

親は学校に行かないという異常事態に直面し、「行かせなきゃ」という気持ちになり、行かせる方法を考えます。
最悪のシナリオは、無理に行かせることになれば家出、自殺、発病などという結果にもなり得ます。

小学生の時の「行き渋り」とは違います。

これからも明らかなように、
ゆいまーる学園では、小学校の低学年は、ほぼ全員が通学していた場合がほとんどです。

横との関係がより強くなることがあげられます。

親よりも先生よりも、圧倒的に同級生です。

親が「学校に行け」 先生が「学校に来い」
同級生が学校に来るな、とはあまり言いませんが、同級生が押力になれば、どんなに強いかわかりません。
学校には行けない、家から出ないといけない、とすると家出になります。
学校には行けない、1日は頭痛とごまかせる、となると1日欠席、次の日も欠席、
お母さんが心配するので、病院に行くことになると明らかになります。

引力と押力(この頁での造語)で決まるはずです。
学校と家庭それぞれあります。

学校の引力・押力と家庭の引力・押力の合計値で決まるはず。

ですが、圧倒的に学校の押力=行きたくないという気持ち、が決める。

中学校のとき、毎日教室に一番に来る生徒が居ました。
一度だけ彼の自宅に行ったことがありますが、兄弟が確か3人以上、両親で一部屋に住んでいました。
それはそれで驚きですが、そこには彼の居場所がなかったのだろうと、思いました。
朝一番に教室に来るのは必然的なことです。

家庭を居心地の悪いところにしましょう、というつもりはありません。
ただ、今の家庭環境は居心地が良いので、不登校になりやすい、ということは言えそうです。
居心地の良い家庭は、通学への効果としてはマイナスだと言えます。

現在、不登校の生徒は急増しています。
なぜなのでしょうか。
一つは、新型コロナウイルスの影響はあきらかです。
ここから急に増えましたので。

不登校はかつて登校拒否とも呼ばれていました。

小学校、中学校では義務教育とされているので、不登校は悪いことというイメージが今もあります。

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